1984-04-18 第101回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
こうした中で、本来的に掲げられております空港アクセスというこの目的に加えて、先ほど来運輸大臣の方からもモノレールにおけるいろいろな利点、首都交通網の中の位置つけというものについて御答弁願ったわけですが、こうした地域の発展に応じたニーズにこたえる形での新駅の設置というものがあるいは検討されてよいのではないか、こういうふうに思うわけであります。
こうした中で、本来的に掲げられております空港アクセスというこの目的に加えて、先ほど来運輸大臣の方からもモノレールにおけるいろいろな利点、首都交通網の中の位置つけというものについて御答弁願ったわけですが、こうした地域の発展に応じたニーズにこたえる形での新駅の設置というものがあるいは検討されてよいのではないか、こういうふうに思うわけであります。
まず初めに、首都交通網におけるモノレールの問題でございますけれども、大臣は過般の基本施策をお述べになった中で、「都市交通の分野におきましては、都市高速鉄道、都市バス等の整備改善を進め、公共交通機関を中心とする交通体系の確立を図ってまいります。」こういうふうに述べておられるわけでありますけれども、都市交通問題は、交通公害あるいは交通事故と大きな社会問題になっているわけであります。
たとえば、首都圏整備の関係でも、「主要整備開発事業の構想」というようなことで、「第二東海道新幹線鉄道および東京・日立間、東京・甲府間、東京・熱海間、東京・房総間の高速鉄道ならびに第二東海道高速道路、東京湾横断道路等の建設を図り、さらに航空輸送需要の増大に対処して空港および関連交通施設について総合的な整備を進め、首都交通網のいっそうの高速化と効率化を図る。」というような表現になっておる。